デジタルツールの
積極的な導入で、
患者さんをやさしくつつみこむ
あらい内科クリニック 板橋仲宿
院長 新井秀宜 先生
商店街が賑わいをみせ、活気ある街の板橋区仲宿。
あらい内科クリニック 板橋仲宿は、4年ほど前に呼吸器内科医で院長の新井秀宜(ひでのり)先生と、消化器内科医で副院長を務める、ご夫人の朱弥(あけみ)先生が、地域の皆さんの健康をトータルにサポートすることを目的として、「いつもここにいてやさしくつつみこむ」のコンセプトのもとに開業されました。
新井秀宜先生に、「医'sアシスト」導入時の不安や悩み、導入して良かった点などについてお話を伺いました。
予約・受付利用の
患者さんが格段に増加
開業当時、高額な予約・受付システムを導入していたにもかかわらず、利用してくださる患者さんが1日に1~2人と少なく、伸び悩んでいました。そんな折、医針盤(注:「医'sアシスト」の運営会社)から営業さんの説明を受けてデモを拝見し、分かりやすいユーザーインターフェースなどに魅力を感じて導入を決めました。
導入前に不安だった電子カルテなどとの連携も、実際に導入してみると特にトラブルなく運用できています。
最もありがたかったのは、「医'sアシスト」を利用して予約・受付をされる患者さんが1日10~20人に増えたことです。以前の予約・受付システムで利用率が低かったのは、やはり患者さんの使い勝手に問題があったのかもしれません。
呼吸器内科を受診される患者さんについていえば、花粉症やインフルエンザなどの流行時、気管支喘息やCOPDなどの増悪時に、スマートフォン上の簡単な操作で予約・受付ができるというのは、とても大きなメリットなのだろうと思います。
事前のWeb問診により
スムーズな診療が可能
もう一つ、「医'sアシスト」を導入してよかったと思うことは、患者さんが予約される際、問診票に入力していただける機能が備わっていることです。
以前は、お話をお伺いしたり、お薬手帳を拝見したりしながら、既往歴や服用中の薬剤、アレルギー歴などを電子カルテに入力していましたが、こうした手間が省け、スムーズに診療に入ることができています。
この機能と予約・受付機能により、医師だけでなく看護師や事務員も含め、「今日はどういう患者さんが来られるか」をあらかじめ情報共有することが可能になり、それぞれのスタッフが必要な準備をすることができます。
こうしたスタッフ間の情報共有は、例えば呼吸器内科で気管支喘息などの患者さんに吸入薬の服薬指導をするときなどに、とても役立っています。
患者さんのスマートフォンに
検査結果を素早く送信
「医'sアシスト」には、エスアールエル(注:H.U.グループの臨床検査会社)から報告された検査結果を患者さんのスマートフォンに送信する機能が備わっており、患者さんに喜ばれています。
初期設定は検査結果が出た順に自動送信することになっていますが、私自身は「医師が検査結果を踏まえて健康管理の意義と方法などを説明したほうがよい」との考えから、次回受診日の直前に手動で送信し、当日は紙のデータをお渡ししています。
こうしたデジタルベースの情報提供が有用なのは、スマートフォンに慣れた若い世代の方々だけかと思っていましたが、実際は70代以上のご高齢の方々も違和感なくお使いになられています。
私の経験上、「医'sアシスト」は患者さんの満足度を高め、地域の皆さまに選ばれるクリニックをつくる上で、有形無形のメリットが期待できるDXサービスだと思います。
特に、数多くの予約・受付システムサービスの中から導入を検討されている先生方には、費用対効果の高いDXサービスとして「医'sアシスト」をお勧めしたいと考えています。
東京都板橋区仲宿64-1 キーフェルン1階
呼吸器内科・アレルギー科・消化器内科・内科
https://arai-naikacl.com/